九州の旅


3日目

2月17日(水曜日)  走行距離210kkm

道の駅「アリストぬまくま」(9時25分発)→国道2号線→三原市→国道185号線→須磨港→呉市→音戸大橋→呉市→広島市→平和記念公園→岩国市→山陽自動車道岩国IC〜下松SA 車中泊(19時25分着)


 7時半頃に起床。外は雲が多いが晴れの天気だ。ただ、まだ風が冷たい。起床後すぐ朝の道の駅近辺を散策する。しかし散歩しているとなんだか体が重い。昨晩はトラックの駐車もなく静か夜だった。晩酌後テレビを見て、夜10時頃にはほろ酔い気分が残るなか眠りについた。家で普段使っているダブルの布団を車に持ち込み1畳半ぐらのスペースに敷いて寝ている。手足を伸ばしてかなり熟睡したつもりだが、やはり疲れがたまってきたようだ。背中から肩に掛けてかなり凝りが残っている。急ぐ旅ではない。休み休みしながら九州に向けて走るつもりだ。
 道の駅「アリスト沼隈」の農産物直売所でみかん等の果物を買って、9時20分頃出発する。今日は呉港と広島市の平和公園に立ち寄り、その後適当な車中泊場所を探すつもりだ。


須磨港埠頭で昼食休憩(11時20分〜13時20分)

 国道2号線を三原市で左折して国道185号線に入り呉方面に向かう。国道185号線は瀬戸内海に面した快適なドライブウエイだ。途中須磨港の埠頭に綺麗な駐車場を発見。沼隈を出発して2時間ほど走った。時刻はまだ11時20分頃だが少々疲れも出てきたようなので、ここで2時間ほどの昼食休憩を取ることにする。トイレの施設もありフェリー乗場も隣接している。埠頭にはL字型の長い防波堤が湾内に突き出ており、釣り場としてかなり賑わっているようで駐車場には多くの乗用車が駐車していた。
須磨港埠頭の駐車場

国道185号線は瀬戸内海に面した快適なドライブウエイだ


呉港
 呉港は戦前までは海軍の軍港として栄えたが、戦後は、造船、鉄鋼、機械金属、パルプ等の企業が相次いで進出し、臨海工業地帯の港として発展した。沿岸にある串山公園からは自衛隊基地の潜水艦や軍船などが眺められた。
呉港 造船所
自衛隊基地 自衛隊基地


呉港立ち寄り後、音戸大橋を渡り江田島市を廻ってみようかと考えたが、江田島を1周すると1時間以上掛かりそうなので、音戸大橋の駐車場で休憩して、呉に引き返す。
 


 呉を出たのが14時30分頃。広島呉道路で一気に広島市街に出る。広島市はやはり日本でも有数の大都市だ。巨大なビルが建ち並び、大通りが交差する。ビル街のなれない大通りをもたもた迷いながら走り、案内標識を頼りに何とかに平和公園に15時30分頃到着する


広島平和記念公園
 前回、山陰山陽を旅したときには、宮島の厳島神社を参拝後、広島市内に立ち寄り車の中から原爆ドームを眺めて通りすぎた。珍しく、行き先はいつも私に任せきりの妻が、長崎で平和公園に寄るなら是非広島の平和公園にも立ち寄るべきだと云う。もつともだということで平和公園に向かう。何とか平和公園前までたどり着いたが公園内には駐車場が見あたらない。2周ほど平和公園の周辺をまわつた後、仕方がないので平和公園正面の門衛の方に聞いてみる。すると公園内には乗用車の駐車場はないが、向かい側の道路を1本入った路肩に、小さいが市営の駐車場があると教えてくれる。20台ほどしか停められない駐車場で、休日には満杯になるそうだが、この日は寒い平日でもあり、ゆったりと駐車できた。
慰霊碑より原爆ドームを臨む 原爆ドーム


高速度路のサービスエリアで車中泊
 平和公園内の慰霊碑に参拝し、原爆ドームを撮影したりしながら広い園内を散策した後、駐車場に戻ったのが16時30分頃。地図を見ながら今日の車中泊場所を捜すが、近くには道の駅もなく適当な場所がなかなか見つからない。仕方がないので岩国インターから山陽自動車道に入り、下松サービスエリアで車中泊することにする。高速道路サービスエリアの駐車場は治安もいいし売店や軽食等が終夜営業しているので便利だが、トラック軍団のエンジン騒音がかなり気になる。酒の勢いで何とか寝付くが、一胆目覚めるとその騒音でなかなか寝付けない。
下松サービスエリア



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